サンダーランド大学
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  サンダーランド大学と街

「サンダーランドと北東イングランドの魅力 
〜北の大地の豊かな自然と愛すべき「マカム」達とのふれあい〜

同地域に6年在住した経験を持つ加藤智恵子さんがサンダーランドと北東イングランドの魅力を、紹介します。

サンダーランドへ
サンダーランド市(Sunderland)はロンドンのキングスクロス駅から3時間ほどの北東イングランドにあります。日本から行く場合は、アムステルダム経由が便利です。ニューカッスル国際空港(Newcastle International Airport)まで行き(1時間20分位)、メトロ(Metro:地下鉄)に乗り換えて1時間位です。ヒースロー空港のように長い行列に並ぶこともないので、アムステルダムを出て3時間もすればサンダーランドに着いてしまいます。交通の便が良く、湖水地方、ヨークシャー、スコットランド等、日本でも良く知られた観光地へ日帰りで行って来られます。もちろん、有名なサッカー(football)チーム、サンダーランドAFC(Sunderland AFC)もあります。観光地への通過点やサッカーとはまた一味違ったサンダーランドとその周辺、そして豊かな自然に恵まれた北東イングランドの魅力についてほんの少しだけご紹介します。

サンダーランド・ローカル
サンダーランド周辺はかつて造船やガラス製造などが盛んで、特に造船では、世界一の規模を誇っていました。当時、サンダーランドで作られた船やその他の品物はよその土地や国に売られていました。サンダーランドの人達は「私が作ったものをあなたが持っていく(“I make ‘em (them), you take ‘em (them)”」 と言って誇りに思っていたそうです。これを縮めた「マカム(Makem)」というのが、サンダーランド出身の人達に対する呼び名です。誇り高い人達ではありますが、人柄は素朴で人懐っこい人が多いです。「お国訛り」も愛嬌があります。何を言っているか知りたい時は、比較的若い「マカム」に「英語」への通訳を頼みましょう。彼ら(特に女の子)は「バイリンガル」です。

美しい街の中心地と大学
多くのイギリスの都市では、英国鉄道(British Rail)の駅が町はずれにありますが、サンダーランドは町の中心(City centre)にあります。駅のすぐ近くにはショッピングセンター(Bridges Shopping Centre)があるので買い物に便利ですし、エンパイヤ・シアター(The Empire Theatre)での演劇鑑賞など、多彩なエンターテインメントも楽しめます。メトロがサンダーランド駅、シティ・キャンパス(City Campus)とセントピータース・キャンパス(St. Peterユs Campus)を結んでいるので便利です。このメトロでお隣のニューカッスル市(Newcastle)に行けば、買物、エンターテインメントなどの幅も広がります。買物のついでに、「ヨーロッパで一番美しい通り」と呼ばれるグレイ通り(Grey Street)や、タイン川(River Tyne)にかかる橋を見にキーサイド(Quayside)へ行ってみるのもいいでしょう。

「Wearmouth Bridge」
サンダーランド駅からセント・ピータースキャンパスへの道にあります。
  「セント・ピータースキャンパス」

緑豊かな街 サンダーランド
サンダーランドは緑が豊富で、公園がいくつかあります。モーブレイ公園(Mowbray Park)はサンダーランド駅のすぐ近くにあり、華麗なヴィクトリア調に復元され、常緑樹で覆われた庭園や、世界中の植物を集めた屋内植物園もあります。街の中心から3km位のところにもバーンズ公園(Barnes Park)やバックハウス公園(Back House Park)など大きな公園があります。

シーサイド
海に近いこともサンダーランドの魅力の一つです。北海に面した海岸線は、白い砂に覆われた砂浜と岸壁が交互にあり、美しい景色が楽しめます。町の中心から2~3kmのシーバーン(Seaburn)やウィットバーン(Whitburn)へ散歩がてら行ってみましょう。シーバーンではヨーロッパ最大の航空ショーが開かれます。メトロでタインマス(Tynemouth)やウィットリーベイ(Whitley Bay)などへ行くのもいいでしょう。

 
「Tynemouth」
波が荒くなければ小さな灯台まで歩けます。
   

車で1時間ほど北へ行くと、クラスター(Craster)という絵にかいたような漁港があります。その海岸沿いを歩くとダンスタンバラ城(Dunstanburgh Castle)があります。そのわきを通ってさらに北へ歩いていくと、ニュートンバイザシー(Newton by the Sea)の美しい砂浜が目の前に広がります。

 
「Tynenouthの城と修道院跡」    

北東イングランドには歴史にふれられる場所もたくさんあります。英国で2番目に美しいと言われるダラム大聖堂(Durham Cathedral)、タインマスにある城跡や修道院跡、ニューカッスル市の名前の由来となった城郭など。ビーミッシュ(Beamish Museum)という、1900年代の町並みを復元したテーマパークもあります。

 
「Durham Cathedral」
英国で2番目に美しいといわれる大聖堂
   

クラッグサイドハウス(Cragside House)は世界で初めて電気が通った家で、発明家のアームストロング卿が建てました。卿が1890年ごろ、日本に戦艦を売っていたことから、明仁皇太子(現天皇陛下)も見にいらしたことがあるそうです。広大な敷地に囲まれています。

 
「雨のCragside House」
広大な敷地はかなりワイルドなので、丈夫な靴と動きやすい服装で行きましょう。
   

ニューカッスルからカーライルにかけて建設されたヘイドリアンの壁(Hadrianユs Wall)は今でも所々残っています。是非「壁」の上を歩きに行きましょう。ハウステッズの砦(Housesteads Fort)へは、車で40分位です。「壁」伝い (高い所が好きな人は「壁」の上) の道を3kmのウォーキングが楽しめます。「壁」の中でも最も美しい部分で、ワイルドな自然に囲まれています。ウォーキングに行くときには登山靴(walking boots)などの丈夫な靴や、レインコート(waterproof)を用意していきましょう。イギリス人は、出発時に晴れてさえいれば、現地で雨や雪が降っていても、さっさと歩き始めてしまいます。

 
「Newton by the Sea」
Dunstanbough城に向かって歩くところにあるビーチ
   

 

ほかにも見所がたくさんあります。地元に20年以上住んでいる人ですら、北東イングランドのすべてを見たわけではない、と言うくらいです。留学期間中、北の大地の豊かな自然や愛すべき「マカム」達とのふれあいをぜひ楽しんでください。


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